こんにちは、あきおです。
先日の2024年1月26日および27日にテクノシーンの大御所であるBen Klockが4年ぶりに来日しました。

それでも、当日は音界隈ではGMO SonicやEd Sheeranでタイムラインは持ちっきり。
それに、Tomorrowlandのチケット前哨戦であるWorldWide Pre-Saleもありました。
それでも、金曜日の東京の報告SNSもちらほら。
Ben Klockが回すのは25時以降だろうと予想して、Tomorrowlandのチケット争奪戦の難易度も非常に高いと踏んで彼のテクノを浴びに行きました。
ご存じない方もいるかも知れませんので、Ben Klockと彼とは切っても切れない関係のクラブであるBerghainについても紹介していきます。
Ben Klockは、ドイツのベルリン出身のテクノミュージックのDJ、プロデューサー、レーベルオーナーです。彼はテクノシーンで非常に影響力のある存在であり、その音楽性やパフォーマンスで世界的に高い評価を受けています。また、彼のキャリアは、テクノミュージックの世界において不可欠なものとなっており、彼の音楽性と影響力は今後も多くのアーティストやファンに影響を与え続けています。
とりあえず、テクノ界の重鎮ですね。

彼は、2004年からベルリンのクラブであるBerghainのレジデントDJとしてプレイしています。
また、2006年に自身のレコードレーベルであるKlockworksを立ち上げています。Klockworksは、テクノミュージックの新たな才能を発掘し、彼の独自の音楽ビジョンを広める場として機能していますし、彼自身の制作活動も盛んであり、Klockworksからのリリースはテクノ好きから高い評価を受けています。
彼ののDJセットは、その独特のエネルギーとテクニカルなスキルで知られています。彼のロングセットは特に有名であり、その中で彼は聴衆を長時間にわたって魅了し続けます。
基本的には2-3時間のセットでそれ以上のセットもザラです。
ここからは、ベルリンの最高峰のテクノクラブであるBerghainについてです。
Berghainは、ベルリンのフリードリヒスハイン地区に位置しています。元々は東ドイツの発電所として建設された建物であり、その巨大なコンクリート構造や産業的な外観が特徴で、世界的に有名なテクノクラブであり、その音楽性と建築デザインで知られています。

Ben Klockがレジデントを努めているだけでなく、その入場が非常に難しいことで有名なのです。Berghainの入場は非常に厳格で、入場拒否されることもよくあります。その理由や背景にはいくつかの要因があります。
1. バウンサー(入口にいるセキュリティ)の厳格な選考
Berghainのバウンサーは、非常に厳格な選考基準を持っています。彼らは入場者を厳しく選別し、その判断は一般的に外見や態度だけでなく、クラブの雰囲気を保つためのバランスや経験則に基づいています。
2. ベルリンのナイトライフ文化
ベルリンのナイトライフは、自由な雰囲気と包括性を重視していますが、Berghainはその中でも特に個性的であり、アーティスティックな面や音楽性を重視しています。そのため、一般的なクラブとは異なる基準が適用されていると言えます。
3. 内部の雰囲気の維持
Berghainは、特定の雰囲気や文化を維持するために入場者を選別しています。クラブ内で特定のエネルギーが生まれるよう、入場者のバランスを考慮しています。これは、音楽の質や環境に影響を与える重要な要素です。
4. 公平性と透明性の欠如
Berghainの入場ポリシーは、一部で非常に秘密主義的であり、一貫性がないと言われています。これは、時に不満や議論の的となることがありますが、一方でクラブのミステリアスな魅力の一部でもあります。
バウンサーや入場ポリシーに関する情報は、一般的にはクラブの内部事情を知る人々の間で共有されるものであり、公式なガイドラインや説明はほとんどありません。そのため、Berghainの入場は、一種の「試練」と見なされることもあります。
簡単にいうと、バウンサーに認められないとクラブに入れないのです。
そのため、巷では入場するためのTipsが存在します。
例えば、平然と凛とした態度でバウンサーに接しろ、全身黒の服で行け、酔っ払った状態で行くな、ドイツ語で話せなどいろいろな項目がネット上に溢れています。
しかしながら、それらを実行してもクラブに入れないこともあります。それがBerghainというクラブなのです。
そのバウンサーとして有名なのがSven Marquardtです。

怖すぎワロタ。
Sven Marquardtは、ベルリンのクラブシーンで有名な人物であり、Berghainの元バウンサーとして知られています。
彼はBerghainのドアマンとしての厳格なポリシーと個性的な外見で有名であり、その独特なスタイルと外観から、ベルリンのクラブカルチャーの象徴的な存在として広く認識されています。
Marquardt自身は、クラブシーンの一部として長い間活動しており、アーティストや写真家としても知られています。彼は若い頃からベルリンのアンダーグラウンドシーンで活動し、特に東ベルリンのパンクロックとアートシーンで影響を受けました。
BerghainのドアマンとしてのMarquardtの役割は、その厳格な選別基準と独自の美学によって有名でした。彼は入場者を見る目で厳しく審査し、クラブの雰囲気や安全性を維持するために働いていました。その姿勢は、Berghainの特別な雰囲気と文化の一部として位置付けられています。
Marquardtはまた、写真家としても活動しており、彼の作品はベルリンのクラブシーンやアンダーグラウンドカルチャーに焦点を当てています。彼の写真はしばしば暗く、不気味で、しばしば奇抜な外観を持っており、彼自身の人格や経験と深い関連があると言われています。
Sven Marquardtは、Berghainでの彼の役割やベルリンのクラブシーンにおける影響力を通じて、多くの人々にとって重要な人物となのです。
以上が先日来日したBen Klockと彼がレジデントを努めるテクノクラブのBerghainとそのバウンサーであるSven Marquardtについてです。
ここからは、クラブ体験記になります。
終電でアメリカ村の老舗クラブのjouleへ

Ben Klockのセットが深夜1時頃から始まるだろうということで、ちょっと遅めの時間に到着しました。クラブに入ると、すでにサポートDJによるテクノが会場に響き渡り、素晴らしい雰囲気に包まれていました。フロアには今日は人が少ないなという印象でしたが、それでも各自のスペースが確保されていて快適でした。
東京では1時から3時に回していたらしのですが、1時になってもBen Klockは始まらず。
取り急ぎTomorrowlandのチケット争奪戦に参加しました。予想通り、Easy tentやMontagoeのパッケージはあっという間に売り切れ、さらに10分ほどでDay Pass以外の全チケットが完売し、25分後には全チケットがSold Outになってしまいました。厳しい競争は分かっていたのですが土俵にも立たせてもらえないのは辛いですね。

まあ、想定内なのでテクノパーティを楽しむことに決めフロアに集中。
2時を過ぎてBen KlockがDJブースに登場すると、会場はどんどん盛り上がりを見せ、フロアは満員になっていました。期待していた硬派なテクノのセットとういうより、最初からガンガンなハード仕様で、フロアもそれに応えていました。セットの途中からはメリハリのある展開が繰り広げられ、あっという間に4時過ぎ、大阪でのBen Klockのパフォーマンスは終了しました

朝までの長い一夜でしたが、2時間に渡る彼のテクノに酔いしれ、充実した時間を過ごすことができました。
客層や音楽の趣向はGMO Sonicとは異なりますが、SNSでは皆さんそれぞれ楽しんでいる様子。
やはり、好きな音楽を心から楽しむことが大切ですね。
それでは、また
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